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飯塚に恋の病(やまい)がやってきた 第一話「出逢い」 [青春]

チンチロリンチンチロリンひらめき電球

今日も飯塚秀一の朝がやってきた。

髪は相変わらず、天パ~だ。

顔を洗い、歯を磨く。

飯塚ママの手抜きに溢れる朝食を口にいれる。

んっ!?今日はなかなか靴が履けない。

ママぁ~。飯塚秀一はママに履かせてもらった。

実は飯塚秀一はマザコンなのだ。

まだ誰にも知られていないが。

いつもの通学路を歩く。

歩く。

歩く。

歩く。

歩く。

きゃ~きゃ~きゃ~きゃ~きゃ~きゃ~
あぶなぁ~い。

飯塚は後ろを振り返った、自転車が向かっている。

飯塚秀一は反射神経が他の人より、群を抜いて凄いので、闘牛士のごとくすっとかわした。

ごめんねぇ~。

女子の声だ。

飯塚秀一は生まれて13年間女子に話しかけられたことないし、話したことがないのだ。

飯塚秀一の心臓がキュンキュンした。

どうしたんだ俺は、なんだこの感情は思った。

そうなのだ。飯塚秀一は初恋をしてしまったのだ。

顔もはっきり見た。

誰だろう。

でもうちの中学の制服だ。

ん~考えているうちに、学校についた。

いつもの教室に入り、自分の机に座る。

そして、考える。

飯塚秀一の結論は先輩に間違いないなしと出た。

同学年には絶対にあの子はいないと確信がある。

クラス担任の飯山先生が入ってきた。

体育の先生でもあり、あいからわずピンクのジャージをきている。

んで自分の名前に似ている。

飯山は許せるが、下の名は秀二だ。

最悪だ。

まだ、皆にいじられないのが幸いだが。

まず、同学年のやつって俺の下の名前を知っているのかも謎だ。

かわいそうな俺だ。

はやく高校に行って、友達作りたいとつくづく思うのであった。

飯山秀二先生が、今日から新しく君達のクラスに入ることになった転校生を紹介します。っと言いなさった。

飯塚秀一は転校生か。どうせ俺とは話さないからいいかと思った。

顔だけは見てやろうと思った。

教室に入ってくる。

女子だ。

ん!?ん!?ん!?ん!?ん!?ん!?

まてまて、朝の自転車の子ではないか。

よく見たら俺のタイプではないか!?

なんだこのベタな展開は!?

なんか言っている。

動揺し過ぎて全く耳に入らない。

ヤバい名前を聞き忘れた。

あっ!?黒板に名前を書いている。

渡辺楓。

可愛い名前をしている。

なんかリアル過ぎる。

じゃあ席は飯塚の後ろで。

マジか!飯山!?やったと思った。

初めて飯山先生をリスペクトした。

こっちにくる。

後ろに座った。

朝のホームルームが終わった。

どうする!?俺が話しかける前に、他のやつが話しかけてしまう。っと考えていたその時。

朝、本当ごめんねぇ~っと言ってきた。

飯塚秀一はとっさに全然いいよっと言った。

俺のことを覚えているではないか!?

急に!?一年生だったんだ!?とか同じクラスだったんだ!?とか言わずに!?

初めて女子と会話した。

キュンキュンする。

俺は絶対、渡辺楓ちゃんに恋をしている。

(BGM )なんか恋愛もの(笑)

飯塚秀一は恋の病におかされてしまったのだ。


二話に続く・・・・・・・・・・・・・§

タグ: 青春
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乙川百年物語

皆さんはご存知だろうか。

あの乙川、いや響、ちがう乙川響、でもない。

そうなのだ。ヘソの緒に繋がれていた時から天然パーマの乙川響のことだ。

えっ!おんなじことじゃないかぁ。

っとお思いになった方が十割は占めると思うが、ちがうのだ。

ただの乙川響じゃない!

天然パーマの乙川響である。

まぁこれ以上俺が熱く語っても仕方がないので、今日はここまでにしておこう。

とは、いかずくもない。俺は思うのだ。

彼は、あれなんじゃないかって?

それは、皆さんもおわかりであろう。

そうずばりあれです。

そうですね。言葉に、頭に、イメージをしてはならない極秘な感じなのだ。

さて、

乙川百年物語のことだが、何のことなのだろうか。

俺にも詳しくはわからない。

乙川響は今現在俗に言う20歳という年齢で我日本国に住んでいるのだ。

皆さんもお分かりのように俺は乙川響のことを人間ではないと思っているので、

年齢というある種の単位は乙川響には使ってはいけないのだ。

だが彼には空白の100年があるらしい。

それだけは知っている。

一体なんなんだ。

俺は独自のルートで調べている。

もう少しでわかりそうなんだ。

皆さんには俺を信じてほしい。

いつか必ず皆さんにお伝えする時がくることを・・・・・・・・・・・・・。







その時には俺はこの世にいないかもしれない・・・・・・・・・・・・・・。


タグ:百年、空想

第五次天パ大戦 [伝説]

読書の皆さんは果たして覚えているだろうか。

少なくとも俺は覚えている。

あの十年前の出来事を・・・・・・・

そうだ。そうなんだ。

あの世界が驚愕した第五次世界天パ大戦のことを・・・・・・・・・・・・

思い出しただろうか。

我ら日本が誇る日本天パ国宝の乙川響が坊主になってしまったのだ。

なぜだ乙川。なんなんだよ響。

っと日本国民全員がかすかに思っていたにちがいない。

ひょっとすると俺だけだったかもしれない。

どっちなんだ。まぁいいだろう。

まず第五次世界天パ大戦ってなんなんだ。

という者もいるかもしれない。

だが俺は知っている。

乙川響という男が天パー日本代表に選ばれたのだ。

まぁつまり天パーオリンピックみたいなものなのだ。

もし一位をとらなければ他の代表者が坊主にならなければいけないというなんとも卑劣なルールだ。

だが乙川響は代表を承諾した。

そうなのだ。彼は生まれた時から天パーとして生きているから一位をとる自信があったのだ。

俺は乙川響をまだよく知らない。

ただ乙川の天パー頭は凄すぎるのだ。

なぜなんだ。なぜ・・・・・負けたのだ。

俺も実は知らないのだ。

TVショーで放送していないからだ。

どこで行われたかも知らない。

本人しか知らないのだ。

俺は乙川響と話すことはあるがなぜ負けたかは今だに聞けない。

誰も聞けないのだ。飯塚が恐ろしい存在であるからだ。

乙川響のことは俺に任せてほしい。

なぜかって・・・・・・・・・・・・





乙川響は人間じゃないかもしれない。



終わり。
タグ:大戦
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